韓国「AI→ブルセラ→、口蹄疫→ブルセラ...うんざりな家畜伝染病」

★韓国「AI→ブルセラ→、口蹄疫→ブルセラ...うんざりな家畜伝染病」

2017.3.6

AI・口蹄疫、進行形。沃川でブルセラまた、集団発生…当局'困惑'

"AI・口蹄疫のように大きく広がる病気でなく、よかった…殺処分・感染源の遮断"

(清州-連合ニュース)昨年11月以降、四ヶ月、忠清北道で家畜伝染病が相次いでいる。

鳥インフルエンザ(AI)防疫が長期化される状況で、ブルセラと口蹄疫が交互に発覚し、防疫当局は深いため息をついています。

忠清北道沃川郡は、沃川邑の韓国牛農場3ヵ所で60頭の牛がブルセラに感染し、これらが産んだ子牛を含めて82匹を殺処分する計画だと6日明らかにした。

これらの農場の中では2ヵ所は、この1月10日にも同じ病気で88頭の牛を殺処分した。

郡関係者は"今回新たにブルセラが出た農場は1月に発生したところと姻戚関係にあるため、交流が頻繁に起こったところ"とし、"感染源を遮断するため当該農場の残りの牛116頭も全て殺処分する予定"と話した。

AI感染のアヒル殺処分[連合ニュース資料写真]

◇、忠清北道の家畜伝染病 '感染源'汚名

昨年11月陰城郡孟洞面で初めて発生したAIは以来、清州・鎮川・忠州・槐山・沃川など6の市・郡85つの農場で急速に広がっていった。忠清北道で108つの農場で鶏とアヒル、ウズラ392万羽(予防的殺処分を含む)が埋葬処分した。

AIは京畿道・全羅北道・忠清南道にも拡散され、忠北は全羅南道海南とともに、全国的に広げたさせた'伝染源'とされた。

手のほどこしようもなくして広まっていたAIが昨年12月29日音声郡のウズラ農場を最後に停滞している間今回は、この1月、沃川の韓国牛農場で人にも感染する人獣共通のブルセラが発生した。これも今年国内初の発生だ。

急いでこの病気にかかった牛88匹を殺処分した防疫当局がしばらく一息をつく暇もなく先月5日、報恩郡馬老面の乳牛農場で口蹄疫疑いの申告が入って来た。

口蹄疫感染牛の殺処分[連合ニュース資料写真]

今年に入って初めて発生した口蹄疫は防疫を行う暇もなく近隣の韓牛農場6ヵ所へまたたく間に飛び火し、わずか9日で986頭の乳牛と韓牛が地に葬られた。2010年、全国の牛や豚の348万匹を殺処分した口蹄疫の悪夢が再現されるのではないかという懸念の声も出た。

政府はこの地域で広がる口蹄疫が他のところへ飛び火しないように阻止するため、農林畜産検疫本部、特別防疫チームを投入して、金在洙(キム・ジェス)農林畜産食品部長官が直接現場を訪れ、防疫状況を点検した。

◇、口蹄疫・AIが終わってないのに、また、ブルセラ…防疫当局'メンタル崩壊'

幸い口蹄疫は先月13日以降、追加発生なしに鎮静局面だが、発生農場周辺では二重、三重で感染源を漏らさぬように防疫網が維持されている。

6日、発生地から半径3キロ外の家禽類の移動制限が部分解除されたが、事前検査を通じてワクチン抗体形成率が牛80%、豚60%以上出た場合に限定される。

3キロ、防疫帯の中では依然として家禽類の移動が制限されるなど、まだ防疫現場では緊張感が流れる。

AIも同じだ。忠清北道は7日0時を期して音声郡内の6つの防疫帯のうち、孟洞面1ヵ所を除く5つの防疫帯の家禽類の移動制限を解除する方針だ。孟洞面防疫大学は先月環境検査でAIウイルスの陽性反応を見せた農場が出て今回の措置で除外された。

したがって、忠北には鎮川3ヵ所を含めて4ヵ所の防疫帯移動制限が依然として維持されている。まだAI、再発の危険が潜んでいるという話だ。

口蹄疫発生農場の出入統制[連合ニュース資料写真]

このような状況に再びブルセラに感染した牛が大量に出た。

ブルセラは2007年まで全国で毎年一万頭以上の牛がかかるほどありふれていたが、2008年に屠殺のや取引の際に検査証明書添付が義務化され、感染率が急激に落ちた。

去る1月と今回に沃川でこの病気と関連して殺処分されたり、今後予定された牛は170頭。昨年ブルセラに殺処分された全国の牛396匹の43%に迫る規模だ。

道の関係者は"様々な家畜伝染病が同時多発的に広がり、それも'感染源'と名指されていて困惑する"、"訂正地域を自負した忠清北道で、なぜこういうことが起きてしまうのかわからない"と当惑した。

彼は"それでもブルセラはAIや口蹄疫のように大きく拡散する病気ではなくて何より"とし、"感染源の遮断に向けて感染牛と子牛は殺処分して、一緒に飼育された牛も今月20日まで全て殺処分する"と付け加えた。